唄
選集
日本の唄 1903–2023
8 件の録音・24:35
働くための唄、酒宴の唄、物語を語る唄。百二十年にわたる歌声です。
最も古いのは、江戸・東京のおどけた踊り唄「かっぽれ」で、1903〜04年のエジソン蝋管に残されています。1906年頃の浪花節の語り手は、三味線にのせて物語を語ります。1925年には、若きテノール歌手藤原義江が漁師の唄「沖の鴎」をピアノ伴奏で歌いました。当時の日本の歌手にはよくあることでした。2017年の録音からは、伊丹の酒造り唄三曲を、丹波杜氏たちが尺八とともに歌います。こうした古い杜氏の唄は、冬のあいだ、桶を洗い米をすりつぶす作業のリズムを刻んできました。
最後は、津屋崎祇園山笠の幕開けの祭り唄と、沖縄・宮古島の三線弾きで締めくくります。